2013年05月08日更新
土佐の高知/鰹のたたきサラダのレシピ
<目には青葉・・・>
新緑が輝きだすと浮かんでくるのは
=目には青葉 山ほととぎす 初がつお=
まったくどこまでも食いしん坊です。鰹と云えば土佐の高知。ちょっとした時間を見つけだしては日本のアチコチへと出掛けますが、高リピート率ベスト3に入るのが高知。またこの季節が最高。鰹だけじゃありませんよ!蒼くきらめく太平洋、きらきらと輝く新緑の山並み、自転車を借りて縦横無尽に走るのにもぴったり。写真は昨年4月末に訪ねた時の様子です。
<オーガニックマーケット>
高知には外せないお気に入りの場所がいくつもあります。まずはオーガニックマーケット。土曜日開催なので、高知の旅は金曜出発が必須。有名な日曜市のような大きな規模ではなく、のんびりした時間の流れるマーケットです。オーガニックのお野菜、お米、お惣菜、お菓子など手作り感溢れるテントが並びます。必ず購入するお目当てのものも決まっているのですが、大きな楽しみのひとつは作り手さんとのお喋り。自家製の保存食やお惣菜、手作りならではの食材をみつけると、調理方法などあれこれと質問をして教えていただきます。
<桂浜&牧野植物園>
続いては桂浜。訪れる度に初めて見る風景のように胸が躍る不思議な場所。そしてこの浜に立って海を眺めていると、眠っていた力が体の奥から沸いてくるように感じるのです。これをパワースポットというのでしょうか?こんな写真を載せて恥ずかしい限りですがお許しください。私にとっての桂浜のイメージなんです。坂本龍馬みたいな気分になるのかな?ふざけているだけではありませんよ、気分が高揚しちゃうのです!友人を案内する時にもこのポーズを指定して記念写真を撮ります。みんなノリノリになるから、やはりこの場所には何か力があるんでしょうね。
写真を載せられなかった牧野植物園も必ず訪れます。市街からは離れているけれどこの3カ所はみな近いので土曜日のお決まりコース。他に美味しいお店もあります。でも書ききれないので続きは次回のお楽しみということで!!
さて今月紹介するのは鰹のたたきサラダ。土佐の鰹のたたきは藁を焼き、燃え上がる炎の中で皮目をしっかりと炙ります。写真のように皮目はこんな色、かなり焦げていますが皮独特の臭みが消えて香ばしい。でも家庭では藁を燃やすなんて無理ですよね。私はフライパンで焼き、氷水にとらずに焼きたてを切り分けてたっぷりのサラダとともにいただきます。フライパンでも焼きたてはかなり美味しい出来上がりになりますよ。
=ネギ、大葉 山ほど盛って 初がつお=
こんな感じで仕上げてくださいね!
<鰹のたたきサラダの作り方>
鰹(冊取りしたもの) 小1本
細ねぎ 10本
ごま油 小さじ1
大葉 適宜
みょうが 適宜
生姜 適宜
好みのサラダ菜 適宜
ポン酢 適宜
塩 適宜
<作り方>
1.鰹に塩をふって冷蔵庫でしばらくおく。ねぎを小口切りにして耐熱容器に入れ、ごま油、塩を少々加えて混ぜ、電子レンジで20秒加熱する。
2.大葉、ミョウガ、生姜をせん切りにして水にさらして水気をとる。
3.食べやすい大きさにしたサラダ菜と2を合わせて皿に盛る。
鰹からじみ出た水分をふく。フライパンにごま油(分量外)を熱し、鰹の皮目をしっかり焼く。身の面はごく軽く焼いて取り出す。切り分けてサラダの上に盛りつけ、ポン酢を回しかけて1のねぎをかける。