2014年06月09日更新
「虎ノ門ヒルズレジデンス」40階モデルルーム
東京の新たなランドマーク、「虎ノ門ヒルズ」(森ビル)がついに完成しました。「虎ノ門ヒルズ」は事務所(6~35階)、店舗(1~4階)、カンファレンス(4~5階)、住宅(37~46階:172戸)、ホテル(47~52階:「アンダーズ東京」)からなる超高層複合タワー。建物の高さは247m、東京都に所在するオフィスビルでは「ミッドタウン・タワー」(約248m)に並ぶ高さになります。
最大の特長は、環状2号線(一部新橋・虎ノ門間、通称「新虎通り」2014年3月29日開通)が「虎ノ門ヒルズ」の地下を通過していること。同線はいずれ湾岸地区を経由し、羽田空港へのアクセスを飛躍的に向上させる大動脈となる予定です。さらに「新虎通り」の地上部は幅員40m、最大13m(片側)の歩行空間を有する道路で、パリの「シャンゼリゼ通り」のような都心のメインストリートを目指す構想まで立ち上がっています。都市効率が向上し、人の流れがダイナミックに変わっていく、そんな期待の高まるロケーションといえるでしょう。
開業(6月11日)を間近に控えた6月9日、建物内がメディア関係者に公開されました。住宅フロアの名称は「虎ノ門ヒルズレジデンス」。モデルルーム(40階)からの眺めは、都心のビル群を上から見下ろすという、何とも言えない不思議な感覚。東京湾や東京タワー、霞が関の建物群などもすぐ近くに感じられ、ここが東京の真ん中であることを実感します。「虎ノ門ヒルズレジデンス」入居者は、テナントである「アンダーズ東京」のルームサービスやランドリーサービスが受けられる他、同ホテルのスパ「AO SPA AND CLIB」(37階)を利用することも可能です(別途契約要)。
【モデルルーム:140-A-1タイプ】(下の画像参照)
139.60㎡(1,502.65スクエアフィート)
月額賃料 1,620,000円(40階)
<天井高>
リビングダイニングルーム:約2.6m
マスターベッドルーム:約2.6~2.9m
ベッドルーム:約2.4~2.6m
キッチン:約2.4~2.6m
「虎ノ門ヒルズレジデンス」140-A-1typeリビングダイニングルーム 画像提供:森ビル
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- 『家の時間』主宰
坂根康裕 リクルート『都心に住む』『住宅情報スタイル』元編集長。ブログ「高級マンション TOKYO」。All About「高級マンション」ガイドも努める。著書に『理想のマンションを選べない本当の理由』(ダイヤモンド社)