本当に暮らしやすいマンション選び バックナンバー
2014年04月16日更新
新築マンション価格は、ミニバブルの水準を超えた!?
不動産経済研究所が発表した「首都圏マンション市場動向調査」によれば、3月度の契約率は79.8%、平均価格は5,215万円でした。市況の好不調の境目は70%といわれていますから、売れ行きは変わらず絶好調。価格は前年同月比で8.5%アップ(戸当たり408万円増)、単価は同8.6%(5.8万円/平米当たり)上昇。もはや新築マンションにおいてはインフレ途上にあると申し上げなければならない状況です。消費増税の経過措置(2013年9月末)後も目立った落ち込みは見られず、依然アベノミクス […]
2014年02月08日更新
大規模マンションの管理組合<公式サイト添付>
最近、大規模マンションに住むオーナーの方々とお会いする機会が増えました。きっかけはSNS。もともとは管理組合の理事をされている方たちが、情報共有のため横の繋がりを持とうとしたのが発端です。ひょっとしたこと(つぶやき)がきっかけで、その会合に(といっても、勉強会ではなく緩やかな情報交換の場ですが)私もお声かけいただいたという次第。 「大規模マンションの長期修繕は数億円にも及ぶ一大事業。建築知識がなければ困難では」(大手デベの商品企画責任者)。数百、千戸を超えるメガマンション […]
2014年01月16日更新
東京都知事とマンションライフ
秋から冬にかけて「フェイスブック」上で富士山の画像を投稿する人が増えました。湘南方面に住んでいる友人が多いのですが、都心のタワーマンションも少なくありません。なかでも見えた朝は必ずといっていいほどアップしてくれるAさん。先日お会いする機会がありました。SNSの投稿ネタで盛り上がっていると「富士山の見える日が、前より絶対増えた」と主張します。下表は東京都環境局が観測する<都庁舎から富士山が見える日数>を月次で記録したもの。平成19年にAさんのマンションが完成していますが、たし […]
2013年12月11日更新
スーパーゼネコン施工のマンションに希少価値が生まれる!?
先月「豊洲新市場の工事が入札不調」に終わったニュースは、まだ記憶に新しいところかと思われます。200億円規模の3施設が落札者なし。発注者である東京都の予定価格と参加業者の見積り額が合わなかったわけですが、総額1300億円にもなる大型プロジェクトに大手ゼネコンが拒否を示すことは、業界の商慣習上も異例のことだと言われています。それだけ建築資材や人件費の高騰が激しいということなのでしょう。 前回記事、「プラウド」マンション建築費上昇の対抗策でも触れましたが、マンション業界もご多 […]
2013年11月19日更新
「プラウド」マンション建築費上昇の対抗策
本日(11月19日)、中井加明三(なかいかめぞう)野村不動産ホールディングス取締役社長は「最近の住宅マーケットと課題について」と題して日本不動産ジャーナリスト会議にて講演を行いました。おもなテーマは次の3点。「消費税増税後のマーケットと施策」、「高騰する建築費の対処」、「老朽化マンションの建て替えの促進」。消費税増税後の見立ては、都心部は影響がさほどなく、郊外や地方都市は冷え込みを警戒すべき、というものでした。大規模タワーマンション「トミヒサクロス」(新宿区)は10月に実施 […]
2013年11月13日更新
2014年春、注目の新築マンション<都心編>
2013年はじつにニュースの多い年でした。アベノミクスという名の経済対策にはじまり、「2020年東京五輪」開催決定、TPP(トランスパシフィックパートナーシップ)参加表明も積年のテーマだったと言えます。2014年も大きな節目を迎えます。金融業界に影響を及ぼすであろう「NISA(少額投資非課税制度)」の導入、4月には消費増税、翌年(2015年)改正の相続税改正も不動産業界に大きな波及をもたらしそうです。さて、少々早いですがそんな2014年の注目物件(新築マンション)をピックアッ […]
2013年10月30日更新
失敗しないワンルームマンション投資
昨今、新築分譲マンションの取材において、「投資」目的で購入する人の増加を実感します。物件特性で共通しているのは、都心エリアで交通アクセスの良い立地であること。住戸は、専有面積が30㎡に満たないよいうなシングルタイプかもしくは60㎡以下のふたり暮らし用で、向きや階数といった条件はやや劣るものが多いようです。北向きや半地下住戸などがその代表例でしょうか。 マンションの販売価格は、住戸条件の善し悪しで単価が大幅に上下します。ところが賃貸物件は、それほど大きく家賃の単価を違えたり […]
2013年10月09日更新
湾岸タワーマンションを選ぶときの注意点
2020年東京五輪開催が決定し、湾岸エリアのタワーマンションが注目を集めています。アジアヘッドクオーター特区エリアにも指定されている臨海地区では、今後も多くのマンションプロジェクトが控えており、しばらくの間は話題に事欠かない状況が続きそうです。 湾岸エリアでマイホームを購入する理由はなんといっても価格でしょう。都心に近い割に、手の届きやすい相場であること。同じ距離を西に向かえば、倍近い金額に跳ね上がることを思えば、便利でリーズナブルなエリアだと判断できるわけです。インフラ […]
2013年09月11日更新
2020年東京五輪開催決定! 湾岸マンションは値上がりする?
2013年9月8日、56年ぶりに東京での五輪開催が決定しました。SNS上で知人が、開会式のチケットの話をしているのを見て、なんて気が早いと思うと同時に、こんなにも多くの人が楽しみにしているイベントを間近で体験できることの幸運を思わずにいられませんでした。まだ、7年も先のことですが…。 さて、本題に入りましょう。マンション価格への影響について、です。まずはこんなデータから紹介します。2020年東京五輪が決定した日の湾岸エリアの新築マンション市場動向です。三菱地所 […]
2013年08月15日更新
2013年下半期、都心の注目物件
2013年上半期の首都圏新築マンション市場は、供給戸数、価格、契約率すべてにおいて前年を上回りました(不動産経済研究所調べ)。17.1%増の供給戸数に対して78.7%もの高い契約率を維持できたことは、税制改正を見込んでの駆け込み需要が顕在化したことを意味します。とくに顕著だったのが都心部。そこで前回に引き続き、下半期の注目物件を5つほど同エリアから抽出してみましょう。 ■(仮称)新宿SKY&FORESTプロジェクト A-2街区 レジデンシャルタワー 新宿戸山公園に近接する大規 […]