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おいしい食卓+ちょこっとレシピ

2011年08月03日更新

私の木皿 / 無花果とブルーチーズ

私の木皿

ずうーっとほしいと探し続けていた木の皿
朝ごはんや軽食のワンプレートに
和洋を問わない盛り皿にデザートに
私の暮らしになじんで使いやすく、丈夫で美しい皿

こだわって探し始めるとナカナカ『コレだっ』というものに
巡り逢うことができませんでした
そんなときに作ってくださるという方が現れました
まるで神様がご褒美をくださったみたい!
ワタシ、なにかご褒美もらえるようなコトしたかしら??
と思いつつも有り難く作っていただくことにしました

試作を兼ねた3種類の木皿が出来上がりました
それぞれに木材の種類が異なり色や様子に個性があります

無花果とチーズのプレート

もー 嬉しくて 嬉しくて!! 毎食使うぞ!と意気込んでるところ
今回はそんな私の木皿を紹介します

盛りつけるのは夏から秋に旬をむかえる大好きな無花果
無花果ジャムは必ず毎年つくります
もちろん がぶりとかじりつくのが美味しいのだけど
無花果は焼いたりソテーしたり、塩気の強い食材と逢わせるととても相性がよく そんな取り合わせはワインにぴったり

生ハムと無花果はほぼ定番ですがクセのつよいチーズともあいます
ブルーチーズの強い香りとぴりっとした独特の辛み、塩味
これが濃厚な甘さをもつねっとりとした無花果と出会うと
ちょっとな大人のすてきなハーモニーがうまれます
胡桃の役どころも大きいです、胡桃の食感、油分、かすかな苦み甘み
決して飾りではありませんよ!
この三つの役者がそろって木皿が舞台となれば 
私にとってかなり素敵すぎる時間を過ごすことができます

お好きなお皿に盛りつけて夏の夕暮れを楽しみながら
きりっと冷やした白ワインとともにどうぞ!
私はほんのり甘みを感じる白ワインと合わせるのが好きです

全部混ぜて盛りつけてもよし!
【無花果とブルーチーズのプレート】
<材料>
    無花果  大きめ1個
    ブルーチーズ  20g
    胡桃  適宜
    クレソン  1束
    イタリアンパセリ  
    エキストラバージンオリーブオイル  
*作り方*
1. 胡桃はローストし食べやすい大きさに手で割っておく
2. クレソンとイタリアンパセリを食べやすくちぎってオリーブオイルで和える
3. 無花果は適当な大きさに切り分ける
4. 好きな皿に好きなように盛りつける!!!

きょうの器
木皿 藤村敬彦

<note>
・サラダとチーズを別々にしてお行儀よく盛りつけてもよいし
 ボウルで全部を軽く混ぜてるのも楽しい
・ワインをゆっくり楽しみたい時は別々にもって少しずつ
 混ぜてしまう時は献立の一つのサラダとすることが多いです
・盛り合わせてあるチーズは長野の清水牧場のバッカス・ダルパージュ
 日本のチーズでいちばん大好きなチーズ
 小皿の上は牛の乳から作られたフルムタンベール
・羊の乳から作られるクセの強いブルーチーズ、ロックフォールもこの取り合
 わせだととっても美味しく愉しめます



新連載 「平山由香の愉しい旅+レシピ」


料理家・テーブルコーディネーター 平山由香

平山由香プロフィール
豆、雑穀、スパイス、野菜を使ったやさしくやわらかな味わいのレシピが得意。つくることで心がうるおう、食べる人の心と体がうるおう料理を目指し、食卓まわりのさりげない愉しみ方と共に提案している。
料理教室<キュイエール>主宰。神戸市在住
HP:http://www.cuillere-hitosaji.com/
blog:http://cuillere.exblog.jp/

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