2013年08月07日更新
スェーデン・ユールゴーデン島/サーモンカナッペのレシピ
2007年夏の旅。北イタリアのマジョーレ湖畔の友人の別荘で1週間ほど過ごした後スェーデンへ。ストックホルムで数日過ごし、フィンランドのヘルシンキへと向かいました。
<ユールゴーデン島>
4度目の北欧、3度目のストックホルム。都心よりも郊外での滞在の方が好きなのだけど、スェーデンではなかなか郊外まで足を伸ばせずにいます。でも、このユールゴーデン島は、ストックホルムの中心部からほど近いにもかかわらず、都会とは趣がぐっと異なり、まるで郊外の森に出かけたようなプチ旅気分を味わえるお気に入りの場所。
船を使えばストックホルムから10分足らずで渡れるのだけど、市街地から続く遊歩道を歩き、橋を渡って行くことにしています。目に入るもの全てが美しく愉しいので、飽きることも疲れることもなく、いつまでも歩いていたいくらい。この島には博物館、遊園地、アートミュージアムなどがあり、観光客がバスで訪れる観光地であると同時に、ストックホルマーにも人気のお散歩エリアだそうです。
<ロセンタール庭園>
私のお目当ては島北部のロセンタール地区。ここのロセンタール庭園がすばらしく素敵なのです。庭園にはお花はもちろん果樹園、ハーブ園、有機農業の畑もあり、その作物は市民に提供する目的で作られているそうです。ほどよく手入れされた芝生広場のテーブルでは、みなさんお弁当を広げたりしながら夏の陽射しを満喫しています。年齢層もさまざま、ここで過ごす夏の時間を、それぞれのスタイルで心から愉しんでいるよう。そんな様子を眺めるのもここでの楽しみのひとつなのです。
敷地の中心部にはビニールハウスのようなガラスハウス(これがまた素敵!)が数棟建っていて、カフェ、ベーカリー、花屋、プラントやガーデニング雑貨の店、ワークショップのための場所となっています。今はもっとたくさんの施設ができているのかもしれません、あまり商業的になってしまうと残念な気がしますね。さて、次に訪れる時にはどうなっているのでしょうか。
<植木鉢の下皿>
この時に購入したのがサーモンカナッペをのせているトレー。たぶん植木鉢の下皿だと思うのですが、フォルムと質感がなんとも大好きで、食卓で愛用しています。トレーの裏に白ペンで書いてあった値段の数字。この何気ない文字がまたまた素敵で・・消えないようにと注意しながら洗っているのです。
さて今回紹介するのはサーモンカナッペのレシピ。
初めて北欧を訪れた時(中学2年生でした)サーモンの美味しさにビックリした強烈な想い出があり、私の中では 北欧=美味しいサーモン という図式ができあがっています。なので、レシピ紹介はこのトレーにのせられるサーモンのお料理とすることにしました。
<サーモンカナッペの作り方>
*材料*
スモークサーモン 40g
玉ねぎみじん切り 大さじ2
ディルみじん切り 3枝分
レモン汁 適宜
薄切りバゲットのトースト
クリームチーズ
*作り方*
1.細かく切ったスモークサーモン、玉ねぎ、ディルを合わせ、レモン汁を胡椒で味を調える。
2.バゲット−ストにクリームチーズをぬりのばし、1をのせる。
<MEMO>
ディルがなければチャイブ、またはハーブ風味のクリームチーズを使うのもいいですね!