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住宅ライターの家づくり奮闘記

土間にイケアの椅子を置いて、ミニバラの鉢を飾ってみました。日当たりがよく花の色も鮮やかに映えます。

この駐車場から土間の立ち上がりの壁に木製フェンスを立てて、バラを這わせる、というイメージを持っています。砂利やら転圧土の処理もあり、それなりに大変な作業になりそうですが目標を持てると気分が前向きになります。

2013年11月20日更新

外回りの植栽計画で外観を整える

 ようやく台風が落ち着いたかと思ったら、すぐに冷え込んで、あまり秋の気配を感じられないまま、冬に突入しそうですね。
 あっという間に年末、お正月と流れていきそうな日々ではありますが、今の時期、やっておきたいことが、外回りの植栽計画です。

 ガーデニングというと春先とか夏のイメージがありますが、植物によって手入れるべき時期が異なります。シマトネリコなど南のほうの木は冬に植え替えするとダメージを受けるようですが、バラなどは冬に休眠期に入るので、逆に動かしやすいのだとか。

 我が家で今もくろんでいるのは、鉢植えのつるバラ2種を家の前面に移すこと。一段高くなった土間の擁壁に木製のフェンスを立てて、そこに這わせたいと思っているのです。

 2月くらいまでの間に植え替えを行うためには、そろそろ敷地に穴を掘っておいて、そこに必要な肥料等を混ぜ込んだ土をつくって寝かせておく必要があります。

 出版業界では年末年始の休みに備えて、まとめて仕事を終わらせる「年末進行」という恒例行事があり、いままさにそこに向けて走っている最中ではあるのですが、どこかで時間を見つけてやらなくては、と。
 植え替えを予定している部分は砂利敷きで、その下の土は転圧をかけられており、相当カチカチなので、直接穴を掘るのは難しいかもしれません。でもまあ、ある程度掘ったら、ブロックで囲って土を盛る方法もあるかなとか、もろもろ検討中です。

 新築4年目の今年は、土間を中心にだいぶグリーン関係を充実させることができました。身の回りに緑が増えて、生活の中で目を楽しませてくれています。
 来年春以降にまた花を楽しむためにも、今のうちにやっておこう。そんな目標が持てるのは、住まいの楽しみのひとつとも言えそうです。

住宅ライター 渡辺圭彦

渡辺圭彦プロフィール
1970年生まれ。上智大学文学部新聞学科卒業後、扶桑社「新しい住まいの設計」編集部に勤務。その後、(株)ハウジングエージェンシーを経て、編集・制作会社へ。2004年よりフリーに。著書に「家づくりのホント~欠陥住宅にハマらない心得」(週刊住宅新聞社)など。2009年2月に自邸が竣工。
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