2014年03月25日更新
5度目の桜の時期を迎えて
3月の中旬は毎年、締め切りと確定申告でバタバタします。ふと窓の外を見ると、庭先のオカメザクラが咲いている、というのも例年通り。
早咲きの赤みの強い花が、毎日次々に開花していく様子は春の訪れを象徴しているようで、なかなかにいいものです。メジロが花の蜜を吸いにくるのも例年通り。いつも2羽セットでやってきます。
この家を建てた当時は、まだよちよち歩きで話すこともろくにできなかった下の娘も、5年の間に成長し、この春、小学校に入ります。子どもの成長は早いものだと実感しますが、のんびり驚いてもいられません。2階に、下の子の分の机と学用品の置き場を用意しなければ。
そこでこの週末にIKEA船橋に足を運び、机と椅子を物色。いつも休日は混雑するIKEAですが、消費税増税前の駆け込みもあってか、通常以上の人出があるように感じました。
あとは春休みのうちに、2階の子ども室のおもちゃ類を整理して、机のスペースをつくらなくては。設計時にあまりつくりこまず、大きく空間を確保してもらったので、使い方は私たち次第。片付けのしがいがあるというものです。
サクラの開花とともに、そんな家族や住まいの変化もやってきています。
- 渡辺圭彦プロフィール
- 1970年生まれ。上智大学文学部新聞学科卒業後、扶桑社「新しい住まいの設計」編集部に勤務。その後、(株)ハウジングエージェンシーを経て、編集・制作会社へ。2004年よりフリーに。著書に「家づくりのホント~欠陥住宅にハマらない心得」(週刊住宅新聞社)など。2009年2月に自邸が竣工。