資産価値を考えた空室対策 バックナンバー
2012年08月08日更新
物件価値の向上に成功したリノベーション
旧来の不動産業界の慣習にとらわれず、いまどきの入居者の視点を重視したリノベーションで築年数を経た賃貸物件の価値を向上させているハプティック。今回はその設計・施工の方針とポイントを具体的な提案とともにご紹介します。 ハプティック代表の小倉弘之さんは、自社のリノベーションの手法について、次のように説明します。「賃貸物件のリノベーションは、分譲物件とは異なります。分譲物件であれば、所有者の好みに合わせてかけたいように費用をかけて、設計・施工をすればよいのですが、賃貸物件では常に費 […]
2012年06月13日更新
若者のライフスタイルと大家さんの固定観念
人口が減少し、空き部屋が増えていくという社会的な構造は今後も続いていきます。その一方で、ハプティック代表の小倉弘之さんは「入居者である若者のニーズに対し、従来の慣習や固定観念に縛られたオーナーが対応できていない」というポイントについても指摘。今回は、そのギャップの解消法についてもご紹介します。―― 従来の賃貸住宅では、立地や賃料、床面積などの諸条件に加え、内装や設備の新しさなどが入居者の評価の対象になっていました。しかし、ハプティックで提案している賃貸住宅のリノベーションで […]
2012年05月09日更新
賃貸市場を取り巻く現状と課題
今後人口が減少する中、住宅過多が問題視されています。なかでも、築年数の経過したアパート・マンションの経営はますます逼迫する恐れがあります。家賃を下げる、礼金を取らない、といった小手先の対応では資産価値を落とすばかり。賃貸住宅の質を向上し、収益とのバランスを考慮したリノベーションを提案しているハプティックの代表、小倉弘之さんに現状を打開するためのヒントをうかがいました。 現在、日本における賃貸住宅の利用者は3人に1人。しかし、日本における世帯数は2015年をピークに減少に転じ […]