2016年03月16日更新
「ブリリアタワー上野池之端」立地の魅力
「ブリリアタワー上野池之端」(売主:東京建物)は地上36階建て、全361戸の超高層タワーマンションです。今週末3月19日より予約制事前内覧会を開始、販売は6月を予定しています。事前反響は2015年10月26日に公式サイトを立ち上げ、2016年3月時点で約4000件。年齢層は30代後半から40代が中心(約5割弱)、50歳以上も4割弱。約3割が経営者、役員、医師だそうです。
物件の魅力は、他でもなく「立地」です。ポイントは大きく2点。ひとつは交通アクセスです。最寄り駅は東京メトロ千代田線「湯島」から徒歩4分。5分以内を駅近と呼ぶなら、十分当てはまる条件です。しかし、それにも増して魅力的な条件はJR山手線「上野」駅徒歩10分であること。JR沿線のなかの山手線、しかもターミナル駅である「上野」駅徒歩圏は優位性が高いです。広大な公園をはじめ、商業施設の集積する街に歩いて10分で行けるロケーションは資産性も期待できるでしょう。
もうひとつの立地評価ポイントは、「上野恩賜公園」隣接であることです。都心でありながら、将来的に開口部に建物が立たない可能性が極めて高く、上記同様資産価値を維持しやすいと考えます。また、公園が広く、かつ物件の正面が「不忍池」であることから、借景としての評価もおのずと高くなります。さらに公園側は公園の向こうに「東京スカイツリー」が見えます(下の画像参照)。「東京タワー」が見えるマンションはプレミアムが付くといわれています。「東京スカイツリー」はその市場性がまだ確認されているかはわかりませんが眺望価値の有力な材料といえるでしょう。
価格は現時点では未定です。が、3つ用意されたモデルルームの想定プライスは、西向き60平米台中住戸2LDKが6000万円台予定、北東角住戸80平米台3LDKが9000万円台予定、ペントハウス北東角住戸本物件最高額住戸127.96平米が2億円後半予定とのこと。
所在地 | : | 東京都台東区池之端1-7-3(地番) |
交通 | : | 千代田線「湯島」駅徒歩4分 |
総戸数 | : | 371戸(非分譲35戸含む) |
専有面積 | : | 41.21m2~127.96m2 |
間取り | : | 1LDK~4LDK |
価格 | : | 未定 |
構造/規模 | : | 鉄筋コンクリート造地上36階、地下1階建て |
売主 | : | 東京建物 |
施工 | : | 三井住友建設 |
現地隣接「東天紅本店」8階から東方向の眺望。
- 『家の時間』主宰
坂根康裕 リクルート『都心に住む』『住宅情報スタイル』元編集長。ブログ「高級マンション TOKYO」。All About「高級マンション」ガイドも努める。著書に『理想のマンションを選べない本当の理由』(ダイヤモンド社)