ハウスメーカー進化論 バックナンバー
2012年06月27日更新
洗練された外観デザインとマンション品質「J・RESIDENCE」
「”もっとフツーの家を売りたい”。そんな社員の声が背景にありました」。そう語るのは、住友不動産の和泉沢忠晴氏(専務執行役員 製品開発室長)。現在、「駒沢ハウジングギャラリー」に展示されている『J・ARBAN』(ジェイ・アーバン)は、家の中に庭がある「閉じた家」。たしかに一風変わった住宅といえるだろう。今回の新商品『J・RESIDENCE』(ジェイ・レジデンス)の開発にあたり、「まずこだわったのが外観デザイン」。「どうも日本の家は見た目に格好良いとは言い […]
2010年02月10日更新
我慢しないエコライフ住宅「エヴァリエ」三菱地所ホーム
「地球のこと、未来のことを考えると、今は少しくらいの我慢は必要…と考えるのではなく、地球や未来のことも考えつつ、我慢しないで快適に暮らせる住まいを目指して『エヴァリエ』を開発しました」と語るのは、三菱地所ホーム 設計センター 開発グループリーダー 高橋 徹氏。 全館空調「エアロテック」を搭載した住まいは、温度差にわずらわされることなく快適な空気環境で暮らすことができる。部屋ごとに温度調節もできるので、使わない部屋はオフにすることにより節電も可能だ。 「この『 […]
2010年01月13日更新
家事・子育てが楽しくなる暮らし方 「+NEST」旭化成ホームズ
「二世帯住宅」や「ペット共生住宅」など、多くの住生活提案型商品を生み出してきた旭化成ホームズ。2009年9月、住生活研究をはじめて30周年を迎えたのを機に、マンションやリフォームなど幅広い分野で住ソフトを提案していこうと住生活研究所を「くらしノベーション研究所」と改称し、新たなスタートをきった。 その第一弾として発表したのが「+NEST(プラスネスト)」。「NEST」は英語で「巣」。子育て世代が毎日の暮らしでたいへんなコトを楽しくできる住まいの工夫を提案し、家族全員が自立 […]
2009年12月09日更新
暮らしをデザインするSMART STYLE 「ZERO」ミサワホーム
20年連続、通算104点のグッドデザイン賞受賞歴を誇るミサワホーム。このGマークでおなじみのグッドデザイン賞は、3年程前から、近未来を見据えた提案がなされているかどうかが重要な評価基準とされているという。今年のSMART STYLE「ZERO」受賞について、「環境性能、シンプルデザインに加え、家族のつながりと将来を見据えた間取り提案が評価されたと思います」と商品開発本部 チーフデザイナー 白浜一志氏は語る。 この商品では、住まいの中央に大きめの収納を設置。「ライフスタイル […]
2009年11月11日更新
エコ住宅の広がりを目指して「グリーンファースト」積水ハウス
「エコ・ファースト企業」として、地球環境保全に積極的に取り組む積水ハウス。 1996年いち早く遮熱断熱複層ガラスを採用し、1999年「環境未来計画」を発表するなど、 環境問題に取り組みながら、安全・安心・快適に末長く暮らせる住まいを創り続けている。 「環境に関する研究・開発にはかなり力を入れていますが、大前提は、 お客様にとって暮らしやすく、魅力的な家をご提供することです。環境を守るために何かを押し付けるようなことはしません」と 同社 環境推進部 温暖化防止研究所所長 石 […]
2009年10月14日更新
自然の力を活かし快適に暮らす「xevo FU~風~」ダイワハウス
「外張り断熱通気外壁」や長期にわたって美しい外壁塗装を保持する「XEコート(ジー コート)」などにより、優れた省エネ性・高耐久性を実現、さらにライフサイクルコスト を低減しているダイワハウスの住まい。地球温暖化をはじめとする環境問題にもいち早く 着目し、約9年前の2000年に「日経優秀製品・サービス賞」の環境分野 において優秀賞 を受賞した『環境光房』という商品を発表していた。 「しかし、当時はまだ一般的に環境に対する意識が低く、あまり受け入れられませんで した」と住宅商 […]
2009年09月09日更新
風・太陽・緑も設計する「涼温房の木の家」住友林業
住友林業の住まいには、自然が生み出す恵みを活かし、その魅力を最大限に引き出す工夫が随所に施されている。 「弊社で使用する主要構造材の約70%が国産材です。モデルルームではスリッパを脱いで、お客様には木の”触感””温度感”を味わっていただいています」と同社営業企画部次長の磯村氏は語る。木の家といっても、樹種によって色合いや質感は大きく異なる。柱は檜が主だが、内装材には定番のオークから木の宝石と呼ばれるチーク、個性的なバンブーな […]
2009年07月08日更新
今も昔も長寿命住宅を創り続けるスウェーデンハウス
国土交通省主催「長期優良住宅先導的モデル事業」の公募で2回連続で採択されたスウェーデンハウスの住まい。国が示す「いいものをつくって、きちんと手入れして長く大切に使う」というストック社会のあり方に合致した住まいである。 「一般的な住宅はスクラップアンドビルドが主流だった創業当時、弊社の住まいはオーバースペックと言われていました。しかし昨今、世の中に必要性と価値をご理解いただけるようになったと感じております」と同社 営業企画部 副部長 荒木一俊氏は語る。 構造材は、北欧の厳し […]
2009年06月10日更新
太陽光発電で地球に優しく「おひさまハイム」セキスイハイム
設立当初から「環境」を企業理念とするセキスイハイム。まだ日本も世界も環境に対する意識が今よりも低かった約10年前から、太陽光発電システム搭載住宅(ソーラー住宅)を販売している。 「当時は今のようなエコブームではなく、世の中の環境に対する意識も低かったように思います。また、家自体の建築だけでも費用がかかるのに、さらに太陽光発電システムの費用をかけるお客さまは少なかったのが現実でした」と同社企画部 企画課 和智正典氏。しかし近年、ソーラー住宅の注目度は大幅に増している。 […]
2009年05月13日更新
都市型デザイン住宅「アーキモード」パナホーム
「ターゲットは30代半ばの新富裕層。洗練されたシンプルデザイン、本物志向の質感を好む、現代の都市に暮らす人を想定しています」とパナホーム株式会社 東京支社 蒲田営業所長 真貝茂氏。デザインに関心の高い世代に対応するため、建築家木下庸子氏と共同開発。重量鉄骨のスケールメリットを活かしながら、女性ならではの細やかな視点でプラン提案がなされている。 まず斬新なデザインで目を引くのが外観。重量鉄骨構造だからできるワイドスパンを活かし、建物の間口いっぱいの大開口を実現。都市の狭小地 […]